カレー幼稚園の朝は嬉しい。
お友達といいことを考えて
いっぱいいっぱい遊んで
もっともっと いいことを考えて
もっともっと遊んで
お腹がぺこぺこになった頃
おいしいカレーができあがる。
幼稚園のカレー屋さん
カレー作るの 上手なのだ。

誰かと誰かが嬉しいと
嬉しさが響きあうから
カレーのことを知らない
小さい森さんたちも

何だか嬉しくなってくる。
意欲を形に表そうとして

一生けんめいになる。
お庭はクリスマスだ。

カレー屋さんたちも
思いを形に表すために 一生けんめい。
子どもたちとおんなじだ。

子どもたちは 保育者の手を借り
友達どうしで
イメージを広げたり深めたりしながら
自分たちの思いを
はっきりとした形に表す。
それがおもしろい。

こうしたいと思ったことが
形になるのだから おもしろいのだ。

おもしろいから
一生けんめいになって遊んでいると

こうするともっとおもしろいと
次々にいい考えが浮かんでくる。
いつの間にか知らずしらず

持って生まれた自分の力を
精一杯使って遊び
10あった力が 11になっている。
遊び始めた時と
遊び終えた時とで

違う自分になっているくらい 遊ぶのだ。
だから 子どもは成長する。

大人だってそうだ。
持って生まれた力を 一生けんめい使うと
母として成長する。
カレー屋さんたちの自信に満ちた笑顔を見よ。


子どもたちの大好物は
幼稚園の味カレー。

カレー屋母さんたちの大好物は

カレーに夢中な子どもたちだ。

子どもたちと一心同体のようになって

生活する母親が

今の世の中に どれだけいるのかわからないが

高階幼稚園には大勢いる。
子どもたちが嬉しいと
母たちも嬉しい。

世の中の教育家たちは
共感が大切というけれど
その基本は 母と子の響き合いだ。


カレー屋母さんたちの充実。

引き返すことのできない

二度と戻らない 短い幼児期に

心の栄養を注ぐことができる嬉しさ。

小学生になっても

中学生になっても

高校生になっても

大学生になっても

大人になって お母さんやお父さんになっても
忘れられない 懐かしい味。
それは カレー屋母さんたちが
守り育ててきた 幼稚園の味なのだーーー。



