幼稚園の誕生会

昨日の誕生会の楽しさが

身体を動かす 水曜日。

お母様とお家で歌ったり

踊ったりしたのか

ついつい 身体が動いてしまう。

身体が動くと 心が動く。

心が動くと 身体が動く。

お友達の心や身体が動くと

お部屋の空気も リズミカルに動く。

生き生きとした音楽や 空気に浸って

おもしろくておもしろくて たまらない子どもたち。

同時進行の製作は

♪赤ずきん に使うお面や

クワガタの続き。

大切な時計の 修理だ。

幼稚園の誕生会は

保育者たちと お母様たちが

ステージの上で 歌ったり

ダンスや劇で お祝いをする。

これは本当は

音楽リズムや表現の教育なのだけれど

子どもたちは そうとは知らない。

楽しくおもしろく 見入ったり

お手々をたたいたり

思わず 身体を動かしたりしながら

知らずしらずに

音楽の楽しさ 表現するおもしろさが

心と身体に 浸透していく。

お母様たちも

日常に使える 短い歌や

我が子と踊れる 素朴なダンスや表現を

身に着けることができるので

一挙両得だ。

お家の生活 特に夕暮れ時など

お子さんの機嫌が悪くなる少し前に使うと

効力を発揮する。

叱らない生活ができるのだ。

「ステージは 恥ずかしい!」

「踊るの苦手!」と

おっしゃっていたお母様も

我が子の喜びように 心を動かされ

毎回 ステージの上の人になる 不思議。

我が子のためと思っているけれど

本当は逆で

母が子に 育てられているのだ。

子どもがいなかったら

決してしなかったであろう 苦手なことにも

挑戦しているのだから。

そうして だんだん

母としての自信を 身につけていくのだ。

教育はお互い。

子も母も。

子ども同士も。

子どもと保育者も。

そして

育てる者としての 母も保育者も。

かわいい子どもを支え

支えられながら

楽しく豊かに

保育の途を 共に歩こうーーー。