こんにちは。ゆうた先生です。私立幼稚園の副園長として実習生フォローアップを担当しています。何でも相談してくださいね。
興味のあること
✓ エリクソン(発達心理学者)のライフサイクル・モデル
✓ 自転車(クロスバイクで通勤)
✓ 漫才(お客さん200人の前でライブ)
そしてもちろん
✓ 子供も大人も「嬉しい」園を続けること
✓ 自分の家族(妻と子供2人)
私は1982年生まれで、出身は埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)。現在は川越で妻・娘・息子と4人で暮らしています。
これを書いている時点で、子供は娘7歳・息子5歳。一緒に鬼ごっこをする時は本気を出さないと捕まえられません。大きくなったものです。
趣味は自転車に乗ること・漫才を見ることとすること。下手くそですが木工も好きで、いつか椅子職人になりたいと思っています。
昔の話もしましょう。
私が生まれたのは「昭和」。小中学生期の記憶を辿ると、テレビは分厚かったし、缶ジュースは100円でした。
「スーパーファミコン」が一家に一台の勢いで広まり、「ダウンタウン」というお笑いコンビの番組が流行した時代です。
野球の経験もありますがスポーツは苦手。そういえば、中学1年生の時にヒジを痛めて吹奏楽部に転部したのでした。
人手不足だったフルートを担当していましたが、練習をまったくしなかったため、本番ではたまにエアフルート奏者でした。
高校生くらいの時に「ケータイ」が出回り始め、「DVD」が一般化したのが大学生の頃。「スマホ」の登場はまだ先です。
そこで英文学科に進学(法政大学)し、中高の英語教員免許を取得。英語を話すのはそこそこ得意でしたが、なぜかリスニングがとても苦手。現地の音声ニュースなどは2割も聞き取れません。
教員になるつもりでしたので、もちろん教育実習にも行きました。
教育実習で知り合ったニュージーランド人ドワイトのアパートに1か月居候(いそうろう)したのは楽しい思い出です。その時はなぜか英語での会話が成り立っていましたね。バカな話ばかりしていたからかな?
ただ、すぐ教員になるつもりはありませんでした。「中学生にいい影響を与える教師になるには知識も経験も足りない」と考えていたんです。
そこで、一般企業で働くことに決め、若手が活躍しやすいというフレコミの中堅企業に就職。
あまり意識したことはありませんが、私は「就職氷河期」最後の世代。不景気の時には企業がブラック化しやすいと言いますよね。
当時は「ブラック企業」という言葉がありませんでしたが、まちがいなく「アウト」な環境でした。時期によっては家で過ごす時間が1日4時間以下。
若手の割合が過度に多いのはすぐに人が辞めてしまうからだ、と今でこそ理解できるんですけどね…。
会社員時代の話をもう少し。
働き方はひどいものでした。自宅で過ごせる時間は非常に短く、1週間ぶりに洗濯機を回したものの、洗濯機の前で2時間だけ寝落ちして洗濯物を干さずに出勤、なんてことも珍しくありませんでした。
替えのシャツをどうしていたか、記憶がありません。もっと言えば、自宅の外観も覚えていないんです。
食事が丸2日間「グリコアーモンドチョコレート」と「カゴメ野菜生活」だけだったこともありましたよ。チョコは好きですが、さすがにね…。
ひどい環境だったことが主な理由ですが、「社会人として十分な経験ができた」との実感もあり、3年で退職。
その後1年半は、ただ本を読み、遊んでいました。4か月で21か国を巡る旅行にも行きましたね。
大型客船で漫才大会を主催したのが楽しかったです。観客200名を集めたこの大会で優勝し密かに調子に乗っているのですが、エントリー数わずか4組だったんですよね。あまり自慢にならないのでここは内緒にしたいところ。
保育との出会いは、このタイミングでした。
旅行から戻り教員採用試験の勉強を始めた頃、人から勧められて保育(乳幼児教育)を学び始めたところ…
完全に夢中に。
それはそれは夢中に。
この時期に遠い親戚にあたる現園長と交流が深まり、高階(たかしな)幼稚園に入職したのでした。
目の前で繰り広げられる「最高の保育」を感じながら保育発達心理学の勉強を続けていくうちに、エリクソンのライフサイクル・モデルに惹かれていきます。関連書籍を読み漁る日々。
子供も大人も全員が自分自身の「発達」を実現しない限りは「人生」が始まらないという思いが強まっていきます。
そうやって理論を学びながら幼稚園での保育を毎日体感することで、「保育」・「発達」についての思いは確信に変わりました。
今までの経験や培ってきた理念は、幼稚園の「育てて育とう」というコピーに表しています。いい保育はいい保育者が創るもの。育てることで育つのです。
いい保育者を目指すあなたと今日ここで出会えたことを嬉しく思います。ぜひ長い付き合いをお願いします。
「本気の保育実習で保育の実力を磨こう!」というメッセージも、ぜひお読みください。