今回は製作遊びを8つご紹介。動画もあります。
また、最重要ポイントは「何を作るか」でなく「子供の発達に合っているか」ですが…
まずは責任実習で製作するものを決めましょう!
※長い記事です。目次で好きな製作を選んでください。
保育実習の製作アイデア①~③
まずは年少クラスでの責任実習で活躍しそうな製作アイデアを3つ。
もちろん4~5歳児、さらに2歳児の製作にも応用できますよ。
お面
「何になりたいのかな?」
「お揃いで作ると楽しいかな?」
と、子供の状況を考えながら製作(を援助)しましょう。
「ベルト」を先に人数分+α作っておくといいですね。
子供が「自分でも描けるかも!」と感じられるようデフォルメしてください。
「自分で描く!」という意欲に繋がります。
さらに遊びを深めたいなら…
お人形にかぶせて、一緒にごっこ遊びをするのもいいですね。
バッグ
遊びのイメージに合わせてマチ(奥行)の幅を変えたり、模様を描いたり。
以下のことに気をつけましょう。
テープを貼るなど、難しいところをしっかり援助してあげてほしいです。
重要なのは
完成させる <<< 遊びのイメージが広がる
どんな製作でも同じですよ!
バッグの紐はリボンで作るとキレイにできます。
紐の長さを決める時にも援助が必要。
ぜひ動画を参照してください。
フタをつけたり、ランドセルにしたり。
財布
電子マネーの広がりとともに、遊びから財布が消えていくのでしょうか?
遊びの中でお金の大切さを体感できるという意味でも、大切な製作です。
責任実習で気をつけたいポイントは?
最大の注意点は「蛇腹」(じゃばら)をつけることでしょうか。
本物らしくなり、4歳児・5歳児は嬉しいと思います。
他方、2歳児・3歳児は「つまむ」力が弱いこともありますから、やはり蛇腹が便利。中身を取り出しやすくなるんです。
長財布を作れば、お札やカード類が入りますね。
遊びのようす、発達のようすに合わせて作ってください。
保育実習の製作アイデア④~⑥
乗り物が3種類登場。
お人形を使った遊びなどで活躍しそうです。
船
注意すべきことは何でしょうか?
ここでもやはり、準備が大切。
船を作りたい人が何名現れてもいいように、細長く切った紙を人数分用意しておきましょう。
船の大きさは、やはり遊びのようすに合わせて決めます。
船に乗せる人形の大きさは?数は?
どんな遊びの中で使われる?
これは主に、年長クラスの責任実習向けの工夫。
イメージが複雑になるのに合わせ、製作の内容も工夫します。
動画を見ておくといいですよ。
電車
初めに紙を筒(つつ)に。
新幹線にするなら、この段階で先頭の形を切り抜いておきましょう。
連結させても楽しいですよ!
子供がどのように遊ぼうと思っているか見取り、作り方を決めましょう。
消防車
細かい部分は、子供の発達に合わせてデフォルメします。
紙を筒にして貼りつけます。
年齢の小さい人ほど、このやり方が向いています。
筒の大きさ(太さ)は、子供の手の大きさに合わせてください。
はしごも紙の筒でできますね。
保育実習の製作アイデア⑦・⑧
引き出しを増やし、子供の遊びの充実を実現しましょう。
にわとり、たまご
「幼稚園の先生がにわとりを作ります」
「幼稚園の先生がにわとり(の続き)を作ります」
にわとりは人気があります。身近な動物なのでイメージを広げやすいのでしょうね。
「卵」に興味がある子供には、内部が広くなる作り方を。
卵のイメージが広がり、お料理の遊びになるかもしれませんね。
トングとデザート
さまざまなデザート、食べ物と組み合わせられる製作です。
厚紙を何度も折り、丈夫なトングに。
パン屋さんのイメージでいろいろ作ってみます。
つかみやすい大きさ・厚さにしてくださいね。
先ほどご紹介した「財布」と組み合わせ
、お店のイメージを豊かに。
子供の遊びに合わせ、提案してみるといいかもしれません。
保育実習の製作、最重要ポイント(まとめ)
すでに何度かお伝えしましたが、保育実習(責任実習)で製作を行う時の最重要ポイントは…
ではありません!
そもそも、子供が園に通うのは何のためでしょう?
イメージを広げ、イメージを実現させながら遊ぶことです。
ですから、先生(保育実習生)の思考としては…