幼稚園と家庭~どちらも教育環境

幼稚園の月曜日。

小さいお庭カフェで

ブーブー自動車が走る。

幼稚園でもいかだ自動車が走る。

いかだ自動車は♪おなかがすいたねー♪と

ガソリンスタンドへ。

一人でいくつも仕事をする山さん。

シャワーで流したり

ガソリンを注入したり 忙しい。

お仕事充実!

「あ、やっぱり帽子かぶろう!」

達成感!

運転手交代。

あれ、縄がほどけちゃう。

ああ、よかった!

忍者屋敷でも いろいろある

忍者のお仕事。

ここにも忍者たち。

棒登りの修行か。

登りの達人の薫陶を受けている。

がんばれ忍者たち。

幼稚園のそこここで展開される

子どもの世界。

一人ひとりの子どもが

自ら感じ考えて

一生けんめいな遊びを

繰り広げているのだけれど

お互い同士の間柄が

お互い同士の響きあいを生じさせる。

響きあうから 間柄が育つのか

間柄があって 響きあいが生まれるのか。

きっと どちらも正しいのだ。

教育はお互いだ。

響きあいが 遊びを育てる。

広がったり深まったりするのだ。

保育者と子どもも 響きあう。

保育者も子どもも

お互い同士教育しあう。

子どもと共に育つ保育者にとって

子どもたちは先生でもあるのだ。

子どもが先にいて

そこから学ぶ。

そこから ああ ○ちゃんはこういう面があるから

こうしていきましょう という

達成しようという目当てができる。

そして 日常生活のあらゆる場面で

いつとはなしに いつでも

間接 または直接的に

あるいは中間的に 方向づけるのだ。

持って生まれた自分の力を

良い方向に使って 生活していけるように。

そうやって教育していくと

いつの間にか知らずしらず

ああ、こんなに育っていた!と

そういう日がやって来る。

子どもも保育者も

お互い同士が教育環境。

ご家庭ではもちろん

お母様もお父様も

お互い同士が教育環境だということを

うっかりと忘れることのないよう お願いしたいーーー。