幼稚園の木工~母たちも参加して~

小春日和の幼稚園。

昨日の午後の熱中で

お馬さんは トナカイさんに。

お名前は かえでちゃんだ。誕生日は2020年12月7日月曜日の一歳。

仔馬さんも作る予定。

「かえでちゃんおはよう!」

「ボンド 乾いたかな?」

「ブラシできれいにしなくちゃ」

このかわいいお目々は

くぬぎのどんぐりの帽子だ。

仔馬作りが始まる。

♪のこぎりの音 ごーしごしごーしごし

まわりの子どもたちは

ついつい 歌いたくなるが

仕事人たちは 堅いくぬぎと苦闘。

代わり番で がんばっている。

お家でも遊べる 小さいお馬さんも

作りたくなっちゃったので

ママたちも参加。

作ることは おもしろい。

作り方が決まってないから

自分で考えなければならない。

だからおもしろいのだ。

子育ては 創意工夫の究極。

木の工作だって なんとかしちゃうのだ。

母はスゴイのだ!

そう、育てる者たちは スゴイ!

幼稚園の先生たちは

子どもたちの“こうしたい”を

実現させるために がんばる。

途中で諦めたりしないのだ。

保育者たちの 心意気は

一緒に生活する子どもたちに 必ず伝わる。

保育者たちに 共鳴するかのように

子どもたちもまた 打ち込んで疲れない。

達成するための努力を惜しまない。

いつの間に こんなに育ってきたのだろうと

保育者たちは嬉しい。

嬉しいと 心も身体もよく動き

子どもたちとの生活が ますます充実する。

お家の生活も同じだ。

苦しいこともあるけれど

そういう時こそ 体を動かそう。

身体が動くと 心が動く。

心が動くと 身体が動く。

そういうサイクルが きっと生まれる。

だから 気を取り直していこう ー!

女児 初めての冒険に

手を差し伸べる 男児。

お母様の 日々の親切が

我が子に沁み込んで

お友達の心や身体を

こんなにも動かしているのだ。

いつの間にか 知らずしらずに

自分のことばかりじゃなく

お友達のことも考える子どもに 育ってきた。

お母様も 担任も

どんなに嬉しいことだろう。

お家の生活と幼稚園の生活が 溶け合って

子どもは育っていくのだなあ ーーー!