母の味、幼児時代の味

連休明けの幼稚園のお庭に

どんぐりがいっぱい!

あっちにも こっちにも どんぐり。

夢中で拾う どんぐり。

「おはよう!」「おはよう!」

お友達がやってくる。

子どもはみんな

どこか どんぐりに似ている。

ちいさくて まあるくて

ツルツルで ピカピカの

どんぐりのような 幼児時代は 短い。

あっという間だ。

人生の基本をつくる 大切な時代なのに どうしてこんなに 短いのか。

心残りのないように 思い切りかわいがろう。

かわいがって かわいがって かわいがろう。

母の味を 味わわせよう。

我が子の幼児時代が

味の薄いものにならないよう ーーー。