大切な友達環境

幼稚園の朝。

もうすぐ子どもたちがやって来る 森の組。

山の組の真似をして

描いた国旗が

誇らしげに並んでいる。

その下には カラーペン。

今日もきっと 意欲が漲る。

砂場では

昨日の労作が

子どもたちを待っている。

一人やってきた その時から

保育が始まる幼稚園の

新しい一日が

今 始まった。

小さい人たちの発達を

子どもから学ぶ。

子どもたちは いつだって

私たちの先生だ。

砂場でも

おもしろそうな遊びが始まった。

昨日 園芸サークルで切った枝葉が

臨場感を作り出している。

イメージが広がる ー。

これは「キリンの道」

「これくらいのキリンを 紙で作る」というつもりで始めたのに

積み木で夢中になっている。

小さい人には これに似たことがよくある。

子どもはいつだって 私たちの先生だ。

山の組の午後

虫たちのすべり台には 大蛇が。

午前中の遊びが見えるようだ。

すべり台から 思いついたのか

こんな遊びも。

友達同士は お互いが先生なのだ。

幼稚園で生活するみんなが

教育環境。

安心感を貯え 心が安定した

建設的な仲間たち。

こんな幼稚園は めったにない。

ここが 村だった頃始まった

この 小さい幼稚園の良さを

改めて思う 幼稚園の午後ーーー。