秋の名残の幼稚園。
雨が降ってくるからと、
昨日の降園後
すっかり掃いておいたのに、
夜のうちに またこんなに落ち葉が!
まだ雨が落ちてこない
幼稚園の朝。
落ち葉が濡れないうちに
思いきり遊ぶのだ。
また始まった
落ち葉のウォータースライダー。
水しぶきがすごい!
落ち葉のおかげで
いつものすべり台が
変身する。
おもしろくておもしろくて
たまらない。
こちらはプールか温泉か。
工事の工夫で
なめらかになったすべり台で
遊ぶこと
遊ぶこと。
自分達の力でつくり上げた
すべり台だもの。
満足
満足。
恐竜さんも
本物らしくなって
満足 満足。
いいこと考えた!と
忍者の修行。
葉っぱの滝に
打たれている。
あっちにも 落ち葉。
こっちにも 落ち葉。
落ち葉の温泉で
♪くっつきっこ くっつきっこ
くっつきっこ♪
落ち葉たちが引き出してくれる
遊びだ。
春、夏、秋と
空の高みで
子どもを見続けてきた
葉っぱたちが
いっせいに飛び降りて
今、ここに溢れかえっている。
子どもと落ち葉。
落ち葉と子ども。
製作に忙しい
お部屋の池さんたち。
幼稚園に来たら
まず 先生に甘えたい。
何か作って
自分を満足させたい。
作り終えたら
自分で作ったものを使って
遊びたい。
1人ひとり
みんな違うけれど、
1人ひとりがみんな
自分の持っている力を
思いきり使って遊びたい。
一生けんめい遊んで
成長したいのだ。
こんなに小さい
ひよこさんたちだってそうなのだ。
育てる者としての大人たちだって
そうだ。
育てる者として成長したい。
子どもたちのために
持っている力を大いに使いながら。
*ありのままの自分が*
*いつのまにか変化して*
*新しい自分になれる*、
幼稚園がそういう場で
あり続けられるように
がんばろう―――!