子どもは“日常”で育つ

曇り空の火曜日。

オリンピックマーチを始めた森さんたち。

登園順に仲間が増えて

輪ができて 嬉しい子ども。

聖火が燃える 燃える!

山さんのおままごとに 赤ちゃんが。

「かわいいねえ!」

山さんたちの万国旗が こんなに!

もっと 描きたい。

もっともっと 描きたい。

もっともっともっと 描きたい子ども。

入場行進に使いたい旗。

お庭からは♪はとぽっぽ体操が。

よく動く身体。

身体が動くと 心も動く。

ああ ひょうたん鬼の準備体操だったのね。

機敏さが 勝敗を分けるのだ。

先生も子どもになって 一生けんめい。

静かなお家には 双子の赤ちゃんが。

今日は少し冷えるから お布団かけてあげましょう。

離乳食を作る お母さん。

昨日のおむすび おいしかったわね。

最近の警察官のトレンドは

あんパンと牛乳じゃなく

おだんごやおむすびなのかも。

なんといい手つきだこと。

お花畑ステージの♪したきりすずめ。

美しい音楽は 心を揺り動かす。

心が動くと身体が動く。

身体が動くと もっと心が動く。

こどもは 役をやるのでなく

その役になってしまうのだなあ。

音楽リズム研究会で 堀合先生が

アヒルをやるのではなく

アヒルになるのですよと おっしゃっていた。

子どもが私たちの先生なのだと

心から そう思う。

山の大工さんたちは

机と一緒に

やっぱり 動物も作りたかったらしい。

今の一年生や二年生が

そうしていたように。

イメージを広げあい

達成に向かって がんばるのだ。

それぞれが満足できるように。

高階幼稚園の運動会は 10月27日。

子どもたちの遊びの生活に

“運動会”が 一つ加わる日常。

子どもは特別なことで育つのではない。

いつもの日常が 子どもを育てるーーー。