明日を奏でよう 2016.03.18【川越市 高階幼稚園】 2016 3/18 2016年3月18日 明日を奏でよう 2016.03.18 ぽかぽか春がやってきた。 桜の蕾も膨らんで、 もう春ですよと言っている。 お休みしていたお友だちにも 春が来た。 嬉しくてたまらない“心の友”。 一人 また一人 やってくる 幼稚園の朝。 いつもの朝。 いつも って なんていいのだろう。 せっかく いつもの色水研究が復活した 春だというのに、 明日、もう卒園式なのだ。 「ねぇ、卒園式って何するの? 遊べる?」 式のための練習はしないため、 海さんだって その時にならなければ どんなものかわからない。 遊ばせたい。 ずっとずっと この幼稚園で。 本当は 卒園式なんかしたくないのだ。 でも、 あえてするのだから、 心のこもった卒園式にしたいと思う。 だから、 今日は いっしょうけんめい遊ぶのだ。 遊ぼう 遊ぼう。 いいことを考えて。 遊ぼう 遊ぼう。 思いきり。 遊んで 遊んで、 遊んで 遊んで、 遊ぶ前と 遊んだ後と 違う自分になるくらい 遊ぶのだ。 今まで持っていた 10の力が いつのまにか 11の力になるくらい。 海の組の 映画。 お姫さまと王子さまの物語は 続きがある。 結婚して お父さんとお母さんになり、 子育ての日常まで 映画化されている。 これは リハーサル。 タッチされて 氷になっても、 誰かがやってきて 抱きしめて溶かしてくれる というところから始まっている、 長い長い物語なのだ。 あ、衣装作りが終わったようだ。 物語の世界へやってきた と思ったら、 転んじゃった! 「だいじょうぶ?」 「痛い?」 ほっぺが痛いけれど、 心は痛くない。 先生とお友だちがいるもの。 物語の世界へ戻るのだ。 そーっと! そーっと! あっ、来た! がんばれ! がんばれ! 子どもたちの歩く これからの人生。 長い長い 物語。 走ったり 転んだり、 立ち止まったり、 きっと いろいろなことがある。 けれど、 自信を持って 歩いていってほしい。 この幼稚園で、 心も頭も 身体も せいいっぱい使って、 充実した幼児期を 生きたのだから。 思いきり遊んだ 幼児時代が その人生を 支えるのだから―――。 お母さまたちは 2階ホールで 子どもたちに贈る歌の練習。 こちらがアルト こちらがソプラノ。 別れるけれど 心を一つにして 明日を奏で合おう。 いつも いつも、 いつまでも―――。 高階幼稚園ファン(お母さま方からの手紙) 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 子どもの力 大人の力 達成感に溢れて 2016.02.18【川越市 高階幼稚園】 子どもたちの自己充実 幼稚園の空気が 高階幼稚園の特別 嬉しい、暑い幼稚園 2017.07.05 一学期の充実 幼稚園の 秋は嬉しい