幼稚園のお庭に よーいどん!が聞こえる。

小さい森さんたちの かけっこだ。
スタートもゴールも

よしこ先生の腕の中。
嬉しい!嬉しい!
嬉しくてたまらない!

小さいながら

野球選手たちに配慮して走る。
が、遠距離にいるキャッチャーに気づかず
フィールドを走り抜けてしまう。

山さんたちは そんなことは意に介さず

試合を続けているのだが。

森さんたちに自ら気づいて欲しい よしこ先生。
よしこ先生もよーいどん!

嬉しくて 楽しくて

何度も走る 森さんたち。

こんなに速く走れるようになって

どんなに嬉しいだろう。
あ、転んだ!
スピードが出ていたから 痛い!
こういう時は「痛かったでしょう」は ふさわしくない。
もっと一心同体でなければ。
「痛い痛い 痛いわねえ!」
痛いヒザをさすっていると
お友達にが心配して
次々にやってくる。
みんないいお友達だ。
大丈夫そうなので ほっと安堵の友。
もうすぐ お弁当の時間。
おなかもすいたのだ。
お母さんのお弁当が
心と身体を元気にしてくれることだろう。

山さんたちの野球は

まだまだ 続く。
おなかがペコペコになるまで 続くのだーーー。



