遊びの教育

四温日和の 月曜日。

森さんたちのこままわしは

いろんな工夫が加わって

長く続いている。

クモの巣かと思ったら

こまの柄に差して かっこ良くするための

図柄なのだ。

それぞれがお友達と考えあって

熱心に遊んでいる。

エルサに変身した 二人。

幼稚園は特別だから

エルサが二人いてもいいのだ。

和やかな空気が満ちている

森のお部屋。

山さんたちのは ひもで回すこま。

そうめん流しやおだんご流しで 活躍した樋が

今度はこまたちのために 働いてくれている。

ペイントマーカーで こまに模様を。

回したらどんなにすてきか イメージをふくらます。

手先がよく利くようになって どんなに嬉しいことだろう。

お庭では 大好きなひょうたん鬼。

日だまりは ポカポカ暖かい。

思いきり動くと 暑いほどだ。

お散歩日和。

縄跳び日和。

回っている所に飛び込みたい 山さんたち。

昨日の自分を超えたいのだ。

遊んで遊んで

一生けんめい遊んでいたら

遊ぶ前と 遊んだ後と

違う自分になっていた!

子どもにとって“遊ぶ”とは そういうことだ。

あぁ 今日は有意義だった などと

子どもは思わない。

あぁおもしろかったと 思うのだ。

そして もっとおもしろく遊ぶための

希望に満ちた明日が やってくる。

お母様と幼稚園

育てる者どうしで待ち遠しい明日を 作っていこうーーー!