残暑復活。
濃い木陰を作ってくれる
木立のありがたさを感じる 火曜日。
今日も新しい一日が始まる。
お城の飼育動物から始まった 動物ごっこ。
一人 またひとり
一匹 また一匹と
仲間たちが増えていく。

昨日別れたばかりなのに
また今日 出会える嬉しさ。
仕事を始めた パティシエたち。

おお、これは抹茶パフェか。
アゲハ蝶を見つけた子ども。
ダンゴ虫を見つけた子ども。
小さいのに 連結達成の 子ども。
子どもたちの意欲が満ちる。

動物たちの連弾を聞きながら
お仕事する運転手たち。
小さいお客様がやってくる。
ワンちゃんとうさちゃんも やってくる。
シカやレッサーパンダの餌を
製作中の子ども。
もう一匹のワンちゃんは

エルサと一緒に暮らしている。

車は 一本橋へ向かっているらしい。
あ、到着したらしい。

一本橋は“どうどう橋” というらしい。
あ、渡ってる 渡ってる!
緑陰のどうどう橋は

ここが出口。

難しい看板がかかっている。
エルサのお家では

お母さん犬が お仕事。
ああ アイロンかけているのね。

子どもたちの遊びの生活が
幼稚園の そこここで 繰り広げられている。
この幼稚園の指導計画は

一人ひとりにあるから
保育者たちは

頭のてっぺんからつま先まで

すべて使って 生活する。

子ども一人にかかわる時 心はその子どもに
耳は 周囲の声や音を聞いている。

お部屋の子どもといる時は
お庭の子どもの様子を その目で見、
“その時”を逃さぬように
お庭とお部屋を 行ったり来たりする。
目に見えない糸で つながっているのだ。


幼稚園には 偶然の出会いもある。
特に 小さい人たちの生活には

偶然から始まる遊びが多い。
偶然から出発し

おもしろい遊びを作り出すのも
幼稚園だから できること。

子どもと保育者の
心と心が響きあっているからこそ

小さな偶然を生かせるのだ。
偶然も必然も
幼稚園という夢の世界で
子どもたちを育てているのだ。
渾然一体となってーーー。



