昨日の遊びの名残が
子どもたちを迎える 木曜の朝。
張り切る鉄道員。
だんだん集まってくる お友達。
あひるさんもやってくる。
今日も いいことを考えて
一生けんめい遊ぶのだ。
忍者たちは
昨日の続きの 修行をしたい。
まずは 装束から。
みんな 忍者らしくなった。
さあ 修行の始まりだ。
ゴムハードルは
だんだん高くなる。
だんだん だんだん
難しくなる。
難しくなってくると
お友達も 挑戦してみたくなる。
あっちからも こっちからも
挑戦者が やってくる。
幼稚園のそこここで
それぞれのグループの遊びが
同時進行。
幼稚園の午後。
忍者たちに加えて
ウルトラマンや
ポケモンたちの活躍が 始まる。
こちらのお宅は
赤ちゃんたちの お世話。
小さい人たちは
お母さんのお弁当を 食べ終えたばかり。
健気な姿に 感動する。
どんぐり拾いの 仲良しさん。
あれ？
「せんせーえ とれちゃった！」
おや おや
テラスで始まったのは
大玉ころがしだ。
このテラス
大玉をころがすのに ちょうどいいコースなのだ。
テラスで大玉は 初めてだけれど
行ったり来たり
夢中になって 転がす。
おもしろい おもしろい！
お母さんのお弁当を食べると
心と身体に 力が漲るのだ。
午後の幼稚園は
お弁当のききめで
皆 心が広くなる。
今日の充実へ向かって
お互い同士が 一生けんめい。
今日の充実が 明日につながり
明日の充実が 翌日を潤し
そういう日々を積み重ねて
子どもたちは伸びていく。
目には見えないけれど
揺るぎない力が
一人ひとりの中に育つ。
保育者たちは 子どもたちと
一心同体。
子どもの成長は 自分の成長。
お母様がたもきっと
そう感じているに 違いないーーー。
