やがて深い味わいに 2015.11.04 2015 11/06 2015年11月6日 やがて深い味わいに 2015.11.04 桂の葉っぱが 黄色くなって あたりいっぱい いい匂い。 それぞれの 遊びが始まる 朝。 落ち葉を掃く 子ども。 どっさり集めて 焼き芋をするのだ。 早く食べたい お芋。 もっともっと集めなくちゃ! 「ああ あったかい!」 「どうしてこんなにあったかいの?」 「お日さまの光が集まってるからじゃない?」 落ち葉たちは 自然の教材。 お日さまを浴びて育った 花や実たちも 自然の教材だ。 咲いたばかりの赤ちゃんは かわいそうだから 摘まない。 みんな 偉いこと。 仕事にとりかかる 工事のおじさんたち。 今日は“小さいようちえん”。 妹に引っぱってもらって 嬉しそうなお兄さんたち。 お手伝いの 池さんたち。 池の組では ケーキ屋さんが 続いている。 お客さまが 次々に やってくる。 「おいしいね」 「おいしいね」 あ、運動会の金メダル。 大切に使ってくれて嬉しい。 あら、よかった! 今度はお兄さんが引っぱってくれている。 川の組では さっきから何か作っている。 あ、 やっぱりジェット機だ。 遊びに必要なものを 先生に手伝ってもらって作っている。 根気のいる仕事だ。 金魚屋さんも 仲間に。 海の組からは さっきから “ブレーメン”の音楽が。 役になりきる 海さんたち。 さらにまた 工夫を加えて 前よりもっと おもしろくなってきている。 お互い同士 刺激し合っているのだ。 “小さいようちえん”の 小さい人たち。 どんなご縁があったのか、 ここで出会い、 これからだんだん 本当のお友だちになるのだ。 なんて嬉しいことだろう。 本当に、 どんなご縁があったのか、 この幼稚園でであったもの同士が 持って生まれた互いの力を 大いに使って熱心に生活している。 初めは知らない同士が 保育者との 信頼関係をもとに 間柄を 深めてきた。 いろんなことがありながら、 そのいろんなことがあったからこそ、 柔らかい心、広い心の いいお友だちになったのだ。 お母さま方もそうだ。 保育の途を行くもの同士、 教え合い、認め合い、 共感し合いながら、 こんなに仲良しになった。 子どもたちに負けない いいお友だちになった。 新しい出会い。 新しい味。 新しい味が やがて 深い味わいになる日が来る。 きっと来る。 なんて 楽しみなことだろう―――! 保育ドキュメンテーション 保育 小さいようちえん こちらもどうぞ 夏のお友達 運動会は おもしろい お互い同士が 2016.04.12【川越市 高階幼稚園】 幼稚園の劇あそび~お話の世界に浸る~ 夏の味 こどもの中身を 積み重なる達成感 2017.06.26 幼稚園の意欲