幼稚園に時々やってくる
おなじみの人形たち。
こぐま座の母たちが連れてきてくれるのか
お山から自分でやってくるのか
子どもたちにはわからない。
わからないからいいのだ。
わからないから いろんな想像が生まれる。
人形たちは身体を動かして
自分の持っている力を使い
子どもたちを 人形たちの生きる世界へ
連れていってくれる。
不思議なことに人形たちは
幼稚園の歌やダンスを 知っているのだ。
イメージを共有しながら
人形たちと遊べるのだ。
人形たちは ふいにやってくる
みんなのお友達だ。
小さい人形劇を立案し
演じてくださっているのは
こぐま座の ベテラン卒園母たち。
手は心だ。
その手が動かす人形たちは
本当に生きているかのよう。
我が子のためにすら 自分の力を使うことを厭う
そんな母親が増え続ける時代に
なんとありがたいことだろう。
幼稚園の子どもたちのために
心と身体と
大切な時間を使ってくださる
卒園こぐま座母たちに 感謝ーーー!