お弁当の魔法

月曜日。今日で9月が終わる。

お花先生が忙しくしていると

山さんたちが何かを始めた。

お船かな。

ペンキで塗るらしい。

作業服を身に着けると


とたんに塗装の達人だ。


丁寧な作業振りに

驚く子ども。


砂場の子どもたちも

丁寧に遊んでいる。

ツリーハウスでは お掃除。


うんていの子どもは

勇気をたくわえている。

意を決して えいっ!

あっ 着地!

あれ、できちゃった。

お友達も嬉しそう。

さあ、もう1回!

バランス整え 着地!

自分でコツをつかんだのだもの。

自信に満ちた 体操選手。

ぼくたちも と


お友達もやってみる。


あっ!転んだ!

おお 再び挑むか 体操選手。


今度は 野球選手に。

お友達も一緒だ。

今度は本物ボールで

エイッ!

エイッ!

エイッ!

まるで山さんたちのような 森さんたち。


たくさん遊んでおなかがすくと

お弁当の時間がやってくる。

お母さんのお弁当だ。

ここにお母さんはいないけれど

いるのとおんなじだ。


お母さんも 昔は小さな子どもだった。

お姉さんになって 大人になって

そして お母さんになった。

小さい我が子に


お弁当を作ってあげられる お母さんに。

お母さんのその手で作ったお弁当が


我が子の心と身体を育てる。

手は心だと 心底思う。

少し昔のこと

小さい男児が お弁当を落として泣いた。

おかあちゃんのお弁当が!

おかあちゃんのお弁当が!と言いながら。

お弁当はお母さんなのだ。

お母さんのお弁当を食べると 力が漲る。

お弁当の魔法がかかる。



こんなに小さな子どもが

大きなアカボシゴマダラをとらえた!


とったとった!よしこせんせーえ!---。