お母さんのお弁当

水曜のお昼時

小さい小さい森さんたちが

お弁当を食べている。

お母さんが作った 嬉しいお弁当だ。

お母さんは人間なんだけれど

今はお弁当に変身しているのだ。

大好きなお母様を味わって

どんなにおいしいだろう。

子どもは

自分の思いを 形に表したい。

その意欲を支えるのが 幼児の教育だ。

今は育てるものとなった お母様だって

かつては 子どもだった。

小さな子どもだった あの頃

自分の思いを形にする日常を 過ごしてきたのに違いない。

大人になった今

我が子への思いを

お弁当という形に 表しているのだもの。

意欲を形にする日常を

わが子と共に生きているのだものーーー。