子どもたちの工夫

凍りつく金曜日。

幼稚園のお庭には

朝日影の雪寄せ草も 驚くような

おもしろい氷が たくさん!

昨日 お帰り前に

大きい人たちが 用意しておいたのだ。

すっかり凝結しているものと

凍りきらず 絵の具が底に残っているものとがあって

不思議な氷の世界だ。

興味津々の子どもたち。

「こおりやさん やって!」と頼み込み

売ってもらった子ども。

山の組のお部屋では

すごろくやこま

こたつやおせち料理が

子どもたちを待っている。

こまたちの道に 工夫が加わり

駅ができた。

きゅうしゅうの先にあるのは

はりやまじごくだ。

ここは てんじんばし。

困難を乗り越えて

天国の門をくぐれる こまさんもいる。

天国はすばらしい。

星がいくつも並んだレストランで

おいしいごちそうを 食べられる。

遊びの生活のそこここに

いろんな工夫が 施されている。

難関を突破して

天国にたどり着くと

やさしいウエイトレスさんが

上履きをそろえてくれる。

お友達と共感しあいながら

考え、工夫して遊ぶことの おもしろさ。

森さんのお部屋では

昨日作った虫たちが 仲よく遊んでいる。

ドレミの歌が 聞こえてくる

おいしそうなお宅に

お客様がやってきた。

お正月だからお箸を使って お行儀がいい。

日常のお箸遣いは「まだできない」人も

紙で作ったお箸だと 上手にできるから夢中になる。

どの人も おもしろく遊ぼうとして

夢中になっている。

寒くたって お庭で遊びたい

仲良したち。

ツリーハウスにも 住人が。

もみの木の “ふりかけ”で

おいしいごちそうを作ろう という二人。

世の中のヘビたちは きっと冬眠中と思われる寒空の下

幼稚園のヘビたちは こんなに元気だ。

1月 睦月 むつびづき。

むつまじい 子どもの世界ーーー。