自然幼稚園のお友達

百合香る 金曜日。

ペダルを踏む 朝の嬉しさ。

お友達の名を呼ぶ 嬉しさ。

お友達が待っていてくれる 嬉しさ。

幼稚園の 嬉しさ。

カマキリやバッタだけじゃなく

カマキリの卵が見つかった 嬉しさ。

いろんな虫たちに出会える

自然幼稚園の 嬉しさ。

おっと、カマキリさん脱走!

そーっとそーっと。

大切なお友達が 痛い思いをしないように。

幼稚園に きのこがいっぱい生えますようにって

七夕さまにお願いしたら

「もうこんなにはえたんだよ!」きのこたちもお友達だ。

交通ルールを守って 運転する

えらい子どもたち。

イライラしている子どもはいないから

あおり運転などしない。

小さい人たちの達成感のために

毎日活躍の うんてい。

ぽん!と下りられるようになって 嬉しい子ども。

ぼくもがんばろう!と お友達。

ぽんと下りようと思ったのだけれど

手を放す勇気が なかなかわいてこない。

まだぶら下がっている。

すごいすごい

いつの間にか こんなに力強い手になったのだ。

勇気を出して 手を放すと

地面は意外と近かった。

お手々がちょっと痛いけれど

ぼく がんばったんだ!やったんだ!

一人また一人 お部屋へ戻ってくる子ども。

昨日の続きの遊びが始まる。

「これ 幼虫のお父さんなんだ」

作ったものたちを使って イメージを広げる。

「あ、事故です!」

「病院へ運んであげましょう!」

保育者もお友達として 遊びに参加。

てるてる坊主のお仕事順調なため

雨だれはお休み。

続く お庭の遊び。

雨が落ちてこないから

お星さまも夜空に光る。

さっきまで“竜宮城”だった 積木のお部屋が

今は“お空”になって 光り輝く。

もうすぐ七夕。

子どもの世界の幸せを祈りたいーーー。