非認知能力をそだてるために

幼稚園の木曜日。

小さいお庭カフェの妹や弟たちが

お母様とたのしいときを過ごしている頃。

森さんたちはどうしているかな。

貨物を積んで走る列車。

あっ、石炭が転げ落ちた!

あっそうだ!

丸太なら きっと落っこちないと考える 年少さん。

なんとか登り切った。

工夫しながら 続く遊び。

手前の年中さんは 黙々と製作。

先生の手をじっと見つめる 向こう側の年少さん。

お人形を 立つようにしたいのだ。

出来上がって お人形さんのお家を設定。

あら このお人形 頭が重い。

倒れやすいので 工夫。

嬉しかったのにまた倒れるので

もっと工夫。

年中さんたちの遊びが おもしろそう。

思わず仲間に入る 年少さん。

お兄さんの工夫や

それに対するお姉さんの言葉にも 興味深げだ。

人と気持ちを通い合わせる力を感じる。

“工夫”それは前向きな力。

粘り強く取り組む力だ。

幼稚園の日常には いたる所に工夫がある。

こういう日々の積み重ねが 子どもたちを育てる。

非認知能力が しっかりと身につくのだーーー。