学ぶ力の育て方~楽をしていては育たない~

毎日厚みを増している 幼稚園のお池の氷。

ヤゴたちは どうしているかしら。

山さんたちは こま回しの進化形。

ただゴールを目指すだけじゃない。

わざわざ自分達で

困難を作って 挑戦したい。

障害を乗り越えた時の 達成感を

味わいたい。

簡単な事ばかりやっていたら

成長できないことを

身体のどこかで わかっているのだ。

子どもは偉い。

自ら感じ考えて

自らの力を 精一杯使おうとする。

でも この偉い子どもたちも

今の発達や興味に 合わないことばかり

毎日させられていると

ただ発散するだけの ふざけ遊びを

毎日するようになるのだ。

一斉保育の幼稚園がそうだ。

一斉保育で何を育てようというのだろう。

イメージを広げあいながら

根気よく続く

ドレミカフェのお飾り作り。

人生ゲームも

満足の出来らしい。

マリオたちのお宅にも

お正月が来て

おせちやお雑煮でお祝いだ。

森さんたちも

いいことを考えて遊んでいる。

心も身体も頭も 精一杯使った遊びも

受け身の一斉保育の合間にする

ただ発散するだけのふざけ遊びも

同じ「遊び」という言葉でくくられるけれど

全く違うものだ。

一人ひとりの子どもたちの

心や身体や頭の中で

どんなことが起こっているか 知らなければ。

子どもの外側に付け足すばかりの

一斉保育はもうやめてほしい。

目に見えない 子どもの中身を育てる

本当の幼児教育をしよう。

自らを変えることは

大変だというのは わかる。

けれど 大変なことを大人がやらなければ

子どもだって 楽ちんを目指すようになる。

子どもはそのうち 大人になる。

日本中が 楽ばかり考えるようになってしまって

それでいいのだろうかーーー。