子どもたちの冬じたく。
姫りんごをかじると
甘ずっぱい 冬の味。
みんな
冬ごもり前の 森の動物のようだ。
実は これは 昨日の話。
お花先生大忙しのため
今日は これから始まるのだ。
朝の空気が凛と張りつめ、
新しい一日。
昨日 お兄さんと一緒に作った
将棋ゲーム。
すごいなあ!。
登園したとたんに
音楽会ごっこの
続きを始める
川さんたち。
これは お庭の工事の
設計図。
ひよこさんのお面さがしを手伝う
池のお兄さん。
それぞれが
今日の遊びに使う道具を
作り始めている。
先生は
お手洗いの子どものお世話。
先生の手を 静かに待つ子ども。
早く早くと言わないで
えらいこと。
暖飯のため、
仲良くカゴに入っている
お弁当。
お昼ごはんが
待ちどおしい。
ウルトラマンたちも
お弁当が大好きだ。
「お待ちどうさま、
静かに待ってて えらかったわね」と
先生。
「おはよう!」
大好きこうげきの
川さん。
一心不乱の
川さん。
お手洗いのあと
きちんと手を洗う
川さん。
海の組では
教育実習生が
一生けんめい。
それぞれが
昨日までの遊びを
もっと 面白くしようと
考えている。
海のお部屋に
自宅を作っている子ども。
おとといペンキ塗りしていた
紫のイス。
引き戸も完成した。
よく滑るよう
滑車もつけたのだ。
根気よく遊び
もっともっと工夫する
海さんたち。
「予約おにごっこしよう!」
「おにごっこするひと このゆびとまれ!」
作りものが終わったら
鬼ごっこするのだ。
なかなか終わりそうもない
ポケモンごっこ。
新しい遊具の基礎固めで
掘りだした土。
柔らかくて
小さい人たちの仕事に
ちょうどいい。
川さんたちの工事。
大きい人たちのように
本物のシャベルを使いたい。
あっ 転んだ!
冷たくなってきたから 痛いだろうに、
「泣かないでえらいわ」と 先生。
「ぼく スナオ(犬)のお兄ちゃんだから」
と 子ども。
まだ9時50分。
予約おにごっこの待ち合わせか。
明日はお誕生会。
くーちゃんたちが やってくる。
卒園お母さまたちの
お店屋さんもある。
みんなのお蔭で
いつも心があたたかい。―――