幼稚園の朝。
嬉しい朝。
紙飛行機も嬉しそう。
今日も新しい始まりだ。
さっそく お庭で遊び始める
小さいお友だち。
お母さまと一緒の人も。
離れてくれるかな…、と
緊張のお母さま。
でも大丈夫。
幼稚園の自然も
先生も
子どもの興味を引き出してくれる。
それに、
楽しそうなお友だちが
遊びたい気持ちを引き出してくれる。
一つ ひとつ
一人ひとりが
それぞれの教育環境だ。
ついうっかりお母さまを忘れ、
いつのまにか遊びたくなる。
もっともっと
遊びたくなる。
いい意味で
いつもうっかりしているのが
子どものいいところだ。
だから、
子どもは
成長できる。
お部屋の人とお庭の人を
繋ぐのが
テラスだ。
お部屋とお庭を行ったり来たりして
一人ひとりの子どものお世話をする
先生にとっても
ありがたい場所。
お庭の人たちに神経を使いながら、
ここで製作の仕上げもできる。
お友だちの作り物を見ていたら、
あたしも やりたくなっちゃった。
お友だちは大切な教育環境。
ここにも
あそこにも
いいお友だち、いい教育環境が
たくさん!
川のお部屋の仲良したちが
カブトやクワガタを作り始めた。
これは蜜がなる木。
「本当の蜜を作ろう!」。
セロテープを丸めて着色すると
本当の蜜のよう!
虫たちがなめにくる。
虫ごっこの仲間が
だんだん増える。
いろんな味の蜜。
この蜜、
かなりおいしいらしい。
海のお部屋の仲良したちの
熱中。
兄と弟の熱中。
積木のお部屋は
雪と氷の世界。
それぞれが
遊びの世界を作っている。
一日いちにち
遊びが豊かになる。
お友だちが
もっとお友だちになる。
もっともっと
お友だちになる。
どんなに楽しいだろう!
どんなに充実するだろう!
池の組のおかえり。
海さんたちがお手伝い。
さようなら。
さようなら。
また明日。
あっ、こんにちは!
やってきた1年生。
「まだ給食ないから」
「幼稚園でお弁当!」
「そして、遊ぶ!」。
嬉しい子どもたち。
嬉しい先生たち。
嬉しい幼稚園―――!