苦楽しい生活

秋晴れの 火曜日。


園庭に白線を引く 嬉しさ。


澄んだ朝の空気の中を


思い切り走る 嬉しさ。


お友達がだんだん やってくる


幼稚園の朝の嬉しさ。


お友達が嬉しそうにしていると


心が動く。

身体が動く。

自分も思い切り 走ってみたくなる。


お散歩動物たちだって


思い切り走りたい。

飼い主たちも

思い切り漕ぎたい。



一人やってきた その時から

保育が始まる 幼稚園の朝。


幼稚園のそこここで


おのずから 遊びが始まる。



お母様との生活の


安心安定が


子どもの意欲のおおもとだ。

不満や不安からは

積極的な心持ちなど 生まれない。

“お母様”といえど


まだなりたての お若いお母様だもの。


臨機応変が 難しい。


我が子が 思うようになってくれないからと



イライラ、クドクド。

いい結果をもたらさないと知りつつ

ついつい過剰に反応してしまい


自己嫌悪という日も きっとある。

寝顔に謝る日だって ある。


そういう日のお母様のためにも

このブログを続けているのだ。

我が子たちが寝静まった夜。

子どもたちの

一生けんめいな 遊びの生活の

その一端でも ご覧になれれば

お母様の心が 新しくなるのでは。


私がいるから

我が子がこんなに生き生きできるのだ。

明日も頑張ろうと。

今日は ちょっとマチガッちゃったけど

明日は がんばろうと。


子どもとの毎日は

先になり 後になり

後になり 先になる生活だ。

やってみて マチガッたと 思ったら

訂正しながら 先へ進めばいいのだ。

育てる者の一日は

いろんなことが 同時進行。

苦しいこともあるけれど

それがいいのだ。

我が子のために

心と身体を使う 主体的な毎日が

子も母も 育てる。


人間同志を 育てるのだ。


幼稚園の 保育者たちも

育てる者としての 主体的な日々を

精一杯生きている。

育てる者同士

苦しく 楽しく 苦楽しく

明るい秋を 歩こうーーー!