森の組 山の組

涙声減少の 水曜日。

新しい小さい 森さんたちも

あっという間に いいお顔になって

嬉しい朝。

昨日移植した樅の木も 元気だ。

一人やってきた その時から

保育が始まる 幼稚園。

新しい小さい人たちは 偶然目にしたことから

遊びを始めることが多い。

心が動いたその時に

力を貸してあげたい 保育者。

一人ひとりの 今日の満足のために

イメージを引き出したり ひろげたり。

挑戦を支えたり。

大きい組になった お兄さんも

小さい人の お世話をしたい。

喜んでもらうと 嬉しいもの。

ここは海だ。

だんだん夢中になる 子ども。

保育者も 子どもになって遊ぶ。

保育者は お部屋とお庭を 行ったり来たり。

今はまだ淡い友達同士が

いつか 心の友となるよう

間柄も 育てなくては。

保育者との信頼関係を基にしながら しっかりと。

こちらは 山さんのお部屋。

新しい山さんも すっかり馴染んで

楽しく おもしろく

遊びの生活を 繰り広げている。

電車の販売機は

今日も 人気者だ。

あ、アイスが当たった。

あー冷たそう!

それぞれの一生けんめいが

一生けんめいを 誘う。

地面に描いた線路に やってきた

トーマスとジェームス。

子どもの世界は 自由自在だ。

子どもが主人公の 幼稚園。

子どもさながらの 遊びの生活をそのままに

その中に 教育を入れていく。

こうして おもしろく

もっともっとおもしろくなるように考える 一生けんめいな生活の中

いつの間にか 知らずしらずに 成長していく。

子どもも 保育者も。

ありのままの自分が 新しい自分にーーー。