ありのままの自分が

深まる秋の 幼稚園。

朝のお庭の どんぐり拾い。

お兄さんの親切が 嬉しい。

落ち葉のお庭が 嬉しい。

かいせんドンの

陣地を描くのだって 嬉しい。

秋の砂場に

ちょうどいいトンネルが 嬉しい。

カラスに襲われた小鳥は ブンチョウか?

「くちばしの色が 赤かったから」と 子ども。

幼稚園のお庭では

鳥たちの命の戦いも 繰り広げられているのだ。

子どもたちが繰り広げる 戦いは

かいせんドン!

心(=頭)も身体も 精一杯使って遊ぶのだ。

ジャンケンだって

もうこれ以上できない程

持っている神経を 思い切り使う。

だって 勝ったら即つかまえなければならないし

負けちゃったら 即逃げなくてはならないからだ。

心と身体の 瞬発力。

こぼれたお花や 葉っぱは

おいしいごちそうに。

冷えてきて 身体が動かないバッタさんは

小さい人の手に。

桂の落ち葉は

だいきのこのうえんのお仕事に 活躍している。

こんなに大きな 桂の葉っぱ!

どこから 落ちてきたのかな。

おやおや 新人たちも参入。

だいきのこのうえんの准社員か。

いい匂いの葉っぱに夢中な 准社員。

広い心の 正社員たち。

ありがとう ありがとう。

続く 続く

かいせんドン!

虫さんがお出かけした ドングリ。

こっちが 虫さん。

虫と子どもは 友達だ。

なにやら楽し気な お部屋の子ども。

今日も張り切る

歌姫たちと 歌王子。

お次は♪虫の行進か。

運動会の楽しさが 続く幼稚園。

新しいお友達も 真似をして

いつの間にか

リズム遊びのおもしろさに 浸っている。

幼稚園のそこここで

いろいろな遊びが 繰り広げられている。

自分が取り組む 遊び。

お友達が取り組む 遊び。

いろいろな興味や関心

遊びのイメージが

幼稚園のあちこちに存在する 豊かさ。

保育者たちは

それぞれのイメージを 引き出したり

広げたり深めたり しながら

子どもたちを支えている。

幼稚園というところは

ありのままの自分が

新しい自分になるところだ。

子どもも 大人もーーー。