育まれる非認知能力

もう お弁当の時間だというのに

楽しくて楽しくて

音楽劇が終わらない 火曜日。

お花畑ステージの下にも

サンボとトラがいる。

リズミカルな曲に合わせて

自分を表現するおもしろさ

小さい人たちにとって

お話の世界に浸りきる生活は

心の奥が 感動したり

お互いの心が 共鳴する生活なのだ。

だから こんなに飽きずに 毎日続くのだ。

まさに お互い同士が教育環境なのだなあ。

音楽劇の配役は

誰が何をやってもいい。

けれど「○ちゃんがやりたいのだろう」とか

「足りない役をやってあげよう」など

少し大きくなると

“自分が自分が”ではなくなってくる。

途中で 役が変わったり

役の数が増えることもあるが

臨機応変に展開していく。

音楽劇は ただ音楽劇をしているわけではないのだ。

楽しくおもしろく 思いきり表現しながら

その中にいろいろな教育を内包している。

“いつとはなしに いつでもしている”のが 幼児の教育。

こういう日常の中

非認知能力が育まれていくーーー。