幼児時代の幸せのために

ポツリポツリと落ちてくる 火曜日の雨。

空模様を気にしながらも

山車を引きたい子ども。

だいきのこのうえんには 新たなきのこが!

突然現れた 大勢のきのこたちに

びっくりのスタッフたち。

きのこたちにとっては 嬉しい雨なのだ。

一人また一人やって来る 山さんたちの朝。

あ、始まった!

さあ!今日も川越祭りだ。

力を合わせて山車を引く

力強い 朝の始まりだ。

ソーレ!ソーレ!

ソーレ!ソーレ!

威勢のいい掛け声が

幼稚園のお庭に響く。

自分たちで作った山車だもの

本当のお祭りの 大人たちと同じように

誇らしいに違いない。

こちらは だいきのこのうえんカフェ。

「これ食べたい」

「これ 売り切れちゃったんだっけ」

「これでもいいですか?」

ここのカフェは 何でもおいしいらしい。

さっきから 材料集めの子ども。

どんぐりがいっぱいだ。

お祭りでお買い物の子ども。

あ、時の鐘マンもいる。

山の組の賑やかさ。

川越祭りの イメージが広がる。

サザエさんのゲーム。

子どもの絵の すばらしいこと。

てるてる坊主も 素晴らしい。

あんなに降っていた雨が止んだのだもの。

川越祭りに 行けたんだもの。

森さんたちにも お店屋さん。

パンを焼いているのだ。

準備に忙しいコックさん 二人。

こちらは仲良し家族。

「お手伝いしてね」「いいよ」

お母様との生活が見えるような

ほほえましい やり取り。

小さくても いいことを考え それぞれが 一生けんめいだ。

お庭でも

お友達同士 いいことを考えている。

おお、さっきから熱心に集めていた材料が

こんなにすてきな ごちそうに!

山の組の川越祭りには

大人たちも 子どもになって参加。

嬉しい 嬉しい

山さんたち。

ありがとう ありがとう

お母様たち ありがとう!

限りある 幼児時代を

子どもたちが 精一杯の力で生きられるよう

お母様と保育者が 仲良く手を取り合い

気取らず率直に生活する 幼稚園。

毎日が楽しくて幸せで

明日が来るのが 待ち遠しい。

そういう日々を 積み重ねていきたい。

そう願う 柿の実みのる幼稚園ーーー。