そうなるように 2016.04.14【川越市 高階幼稚園】 2016 4/14 2016年4月14日 そうなるように 2016.04.14 止みそうで止まない 春の雨。 傘をさして歩きたい 子ども。 でも、やっぱりお庭で遊びたい子ども。 ♪さいた さいたチューリップのはなが~♪ 歌う子ども。 傘の花も咲いている―――。 雨の日の池の組は、 おもちゃがいくつあっても足りないほど。 3歳児くらいの小さい幼児は、 取り合いやけんかばかりしているとそういう心もちの人になってしまう。 だから、 遊具の数は備えてあるのだけれど、 「とられちゃうから」と確保しておこうとする子ども。 とられる経験を、きっと何度もしたのだ。 「この幼稚園はいい子ばかり。とる人はいないから大丈夫よ」と言うと、 「なんで?」 「いい幼稚園だからよ」 「そうなんだ」安心した様子。 3歳児は いい。4歳児だと こうはいかない。 言葉が出ない代わりに 手が出てしまうこともある3歳児。 ○○ちゃんはいい子なんだけど お手々がまちがっちゃったの、ごめんなさい。と言われると、 ああ そうなのか、と思ってくれる 3歳児。 2年保育だと こうはいかない。 3歳児は 夢の世界に住んでいるのだ。 大切に、丁寧に 育てよう。 川の組からは音楽が。 大好きな♪ヘンゼルとグレーテル♪だ。 雨の日は音楽劇が活躍する。 人生のドラマがここにある。 ♪まりととのさま♪もロングランだ。 どちらが先頭か揉めていると、 「もう川さんだからそんな人はいないんだよ」。 あ、えらいえらい。 まりつきの人も 大名行列も、 雰囲気を捉え身体を上手に使っている。 電車の遊びも続いている。 もっと本当らしくなってきて、満足そうだ。 満足は 次への意欲になる。 海の組のお部屋に行くと、 大きくなったみんなの身体に 驚く。 手も頭も利くようになって、 いろいろが達者になってきた。 作ったものを使い、 イメージを膨らませ、 大きなグループで遊ぶようになってきたけれど、 中身はまだ幼い。 手をかけ、心をかけ、 育てていこう。 池の組のお手伝いに 今日もやってきた 海さんたち。 今日の絵本はカレーライス。 「食べたいなあ」「ぱく」 「おいしいね」 みんな おいしそうだ。 心がおいしいのだ。 みんなのいいお顔。 幼稚園のみんなが、 いつのまにか知らず識らず、 気づいてみたらこんなに育っていた、 そうなるよう、 心も身体も動かして、 せいいっぱい生きていこう―――! おまけ。 お手紙のご紹介 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 小さいお庭カフェの扉~母と子の絆のために~ 共感・共鳴の間柄が つながりあう幼稚園 高階幼稚園の音楽教育 朝をリズミカルに 挑戦と判断 幼稚園の効果 蝉しぐれの幼稚園