母の味 幼稚園の味

冬日和の幼稚園に

「はじめのいーっぽ」の声。


「だるまさんがころんだって テラスでもできるね」。

お庭とお部屋をつなぐ

陽だまりのテラスの効用を 改めて思う。


山のお部屋の子どもは

おままごとのおせちに夢中。

どんなお味がするのだろう。

こちらは鉄道のエキスパート。

3学期出発と同時に

遊びも発車。


テラスの攻防はまだまだ続いている。



森のお部屋でも 作っている。

作ったお人形やお面でイメージを広げ

ごっこ遊びをするのだ。


遊びたい心を持った子どもたちは

自分の思いを形にあらわしたい。

保育者は子どもの手の代わりとなって

子どもたちの遊びを支える。


お庭の子どもも熱心に遊んでいる。


お部屋でもお庭でも

ごっこ遊びをおもしろくしようと


子どもたちは一生懸命。



積み木のお部屋では


昨日作った車を基地にして


ポケモン町や

アマゾン探検に忙しい。


厨房の母たちも 忙しい。

カレー幼稚園を楽しみにしている

かわいい子どもたちに

おいしいカレーを食べさせたい。

思いを形にする 子どもたちの一生懸命と

カレー屋母たちの一生懸命が重なる。



おいしい匂いが山の組へやってきた。

いただきます!


おいしくて おいしくて


夢中で食べる子どもたちが


たまらなくかわいいと カレー屋母さん。


大きなお鍋と格闘したのだもの


いっぱいおかわりして欲しい。


山さんたちの食欲は素晴らしい。


食べることは生きることだ。


母たちの味を味わいながら 生きてほしい。

次々に「おかわり」の声。


嬉しいカレー屋母さんたち。


おいしい匂いが満ちる 森の組。


いただきます。


おいしいから 無言になる子どもたち。


なんと静かな森の組。


一生懸命お口に運ぶ


無心な姿に 胸が熱くなる。


カレー屋さん 最高の味わいだ。

幼稚園のカレーの味。

生まれて初めてのカレーを


「おいしいだよ」と完食したぼく。

お友達のロテックも喜んだ


嬉しい嬉しいカレー幼稚園ーーー。