喜びの波動が

穏やかな日差しを浴びながら

お芋を洗う金曜日。

風がやんだら 落ち葉焚きをして

焼き芋を食べたい。

やまなかったら ふかし芋。

どちらもおいしい!

洗い終えたら

それぞれの遊びの生活に 戻っていく。

金曜日だもの

今週の 遊びの集大成の

一日になるといい。

そう思っていると 響いてくる張りのある声。

話の迫力に 気圧される友。

「一生けんめい作っているんだよ 毛糸で!」

「ママが 一生けんめい作っているんだよ!」

「ぼうしを作っているんだよ 一生けんめい!」

なんとも嬉しそうな 大声。

このごろのお母様は

どちらかというと あっさりと薄味だけれど

ぼくのために ママが本気になって作ってくれる経験を

今しているのだなあ。

何でも買える時代に

わざわざ手作りする意味を

子どもの言葉で 再確認する。

小さな身体に満ちる 大きな喜びが

波動になって伝わってきて

胸が熱くなる 12月

親子月の幼稚園ーーー。