自由な保育~目に見えない力が~

昨日の雨でしっとりした

木曜日の朝。

自然幼稚園のお庭も

あたたかなお部屋も

昨日の続きを準備して

子どもたちを待っている。

「おはよう」「おはよう」

「おはようございます」

一人やってきた その時から

保育が始まる 幼稚園のお部屋で

虫のロープウエイの 続きが始まる。

お庭では馬の設計図の実現めざして

大工さんたちのお仕事が始まる。

高階幼稚園の子どもたちは

心から安心安定した 子どもたちばかり。

危険な使い方をする子どもは 誰もいない。

共通の目的へ向かって 努力する

建設的な集団であることが 嬉しい。

次の順番が決まる頃

クヌギの枝は真っ二つに!

目的に向かって力を合わせる 山の組。

前向きな心 前向きな身体。

自分に対する信頼感が

一人ひとりに 育ってきているのだ。

空気がどんなに冷たくなっても

お庭で遊びたい森さんたちの ニット帽。

お母様や保育者が 編んでみたらできた!

すごいすごい!

冬の寒さが 待ち遠しいこと!

森の組の

お部屋の賑わいは“いったんもめん”。

昨日の午後 山の組で

紙芝居に登場する 妖怪の映画ごっこを観たのだ。

お庭の捜し物。

「調味料 調味料…あ、いいものみつけた!」

ツリーハウスのお料理に使うのだ。

おやおや、蜜の中からアリさんが!

お馬さん作りは

足の長さを合わせる所まで進んだ。

ここを ノコギリで切る。

おお、いい場所を考えた!

森さんたちは

♪ブレーメンの音楽隊を 響かせている。

ブレーメンが一段落すると

山さんたちの いったんもめんが現れる。

いったんもめんがいるからには

ここは夜なのか それとも…。

友達とイメージを広げ合い 深め合いながら

昨日も今日も明日も続く 遊びの生活。

目に見えない力が育ってきているのを 感じる

晩秋の幼稚園 ーーー。