蝉しぐれの幼稚園 2018 7/18 2018年7月18日 朝、幼稚園の玄関で 見つけた セミ。 しっとりして まだ淡い。 まだ0歳だからと 大けやきのお母さんに つかまらせる。 さっそくやってきた 虫捕り少年。 まだ赤ちゃんだからと がまん。 えらいえらい。 セミのまわりに集まる 見物人たち。 こういう時は 誰しも小声になる。 人間たちの声が セミのストレスに ならないようにと 1人ひとりが 心を配っているのだ。 見えないけれど これも教育。 「これ」 お兄さんの長ぐつマーク。 作ってきてくれたのだ。 「ありがとう」 まるで長ぐつマークのお兄さんの 誕生日のよう。 子どもも 大人も セミの誕生が嬉しい。 午後の水遊び。 小さい人たちが 浅いプールで パシャパシャ遊んだ後 水を足しておいたプールで遊ぶ 川さん 海さん。 みんなお水と友だちだ。 子どもたちの歓声と 蝉しぐれが響き合う 幼稚園の午後。 ちいさいおにわカフェでは まだセミが 翅を乾かしている。 カフェの小さいお庭は 毎日がセミの誕生会だ―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 自由な保育の幼稚園 ~その一生懸命 幼児教育の肝腎 幼稚園の小満 感じ、考え、判断すること 幼稚園の可能性 自由な保育~その響き合い~ 幼児時代の自分を 自由な保育の日常