
ツリーハウスの補修音が響く 水曜日。
一人やってきたその時から
保育が始まる幼稚園の朝。
人形用小型自販機ジュースは微量のため
人間用大型自販機を作った 山さん。
たっぷり飲みたいものね。
妹さんにもママにも
幼稚園の味をおすそ分け
嬉しい二人。

山さんたちは もう

熱中が始まっている。
こうしようと思ったことを
形に表したい。
時刻は まだ9時半だ。
バス通園の幼稚園だと
こうはいかないだろう。

お庭を走る うさぎさんとちょうちょさん。
いつも遊んでいるツリーハウスは 工事中だ。
ちょうちょさんは スパゲティーを作りたい。

先生がいいものをお届け。

森さんたちはちょうちょになりたい。
小さいお手々で一生懸命だ。

お庭の子どもたちも ちょうちょになって
幼稚園のお花畑を飛んでいる。
♪ちようちょのおりぼんひーらひら
蜜を飲んだり
つかまえたり。

「あ、ハナムグリだ!」

小さい人たちに人気の
自動販売機。
お姉さんがお客様。

さなぎから羽化する
ちょうちょたち。
幼稚園という所は 考え工夫し
それぞれの思いを
形に表すところなのだ。

保育者たちは 困難度を
今の子どもの力で 乗り越えられる程度にして
達成感を味わわせ
次への意欲を育てたい。
「ちょうどピッタリだね」

「グラタンも焼けるでしょ」
ゼニガメのお家が
飼い主たちも食べられる

お店屋さんになった
おいしそうだ。

本当においしいのだ。
釜めしのフタを取り
いつものように下に敷く。
ママのお弁当の時のように!
みんな一生懸命食べている。

いい匂いに誘われて
森さんたちもお客様に。
子どもは 本当に食べている。
本当においしいのだ。

自動販売機の飲み物だって
本当に飲んでいる。
どんな味がするのだろう。
カラーペンを噛む子どもに聞いたら
幼稚園の味がすると言っていたけれどーーー。



