自然幼稚園のお友達

非日常の連休終了。

戻って来た幼稚園の日常。


時折ポツポツ落ちてくる お庭の

お花のお世話をしている間


聞こえていたのは 音楽劇。

♪ちびくろさんぼ の曲だ。


もうすぐ 4、5月の誕生会があるけれど

そんなことも 感じているのかいないのか。

お庭で遊べないとき

こうして 心身を動かして

リズム遊びができることの嬉しさ。


その後のお部屋はどうかなと

園芸サークルをちょっと抜けて 様子を見る。

「いいこと考えて遊びましょうね」と

あやこ先生に言われているので

それぞれが いいことを考えて遊んでいる。

きのこ研究から始まった

“毒”研究をしている研究員たち。


こちらは 何の研究か。

研究所職員用グッズも


作らねばならない。

みんな 忙しそうだ。


おや、研究所に何か届いた。

さっき園芸サークルの母たちが見つけた

カタツムリだ!


カタツムリの研究も 楽しそうだ。


積み木のお部屋も


生き物の研究か!


いろんな生き物が

時代を超えて共に生きている。

子どもの世界は 夢の世界だ。


雨の様子をテラスで見ている 森さんたち。

ぼくは つばさを作るんだ!

あたしは しょくぱんまん。

ぼくは ジェット機か。

赤ちゃんのお世話をしたい 親切なお父さん。

さっきからスピード出し過ぎだとお母さん。

どこのお宅も こんな感じか。

もう一台の白いベビーカーを使う えらいお母さん。


意欲みなぎる子ども。


小さくたって 遊びたい気持ちが満ちている


森さんたちのお部屋。


「かわいい子がいるよ!」とテラスの森さん。

ああ 山さんたちが テラスへ持ってきたのだ。

つのを出したり ひっこめたり

ゆっくり歩く 小さいお友達。


30年ほど前までは いっぱいいたカタツムリが

畑に撒くお薬のせいか

姿を見なくなって久しい。


無事 葉っぱのおうちに戻ってこられたカタツムリ。


嬉しい子どもたち。



園芸サークルの母たちと


準園芸サークルの子ども。


母たちが大好きな子ども。


子どもがかわいくてたまらない 母たち。


子も母も 嬉しくて嬉しくてたまらない。

オキシトシンたっぷりの母たちは

我が子でなくてもかわいいのだ。



風が吹いて こいのぼりも泳いでいる。


母たちと一緒に 風になる子ども。

風を体中に浴びて

嬉しくて 嬉しくて

嬉しくてたまらない子ども。

母たちだって 嬉しくて嬉しくてたまらない。

教育はお互いだ。


幼稚園のお友達は 子どもだけではない。

カタツムリも

チョウチョも

石も草も


花も実も母も

みんなお友達だ。

自然幼稚園の雨上がりは 楽しい。

遊ぼう遊ぼう 思いきりーーー!