幼稚園はどんな所か -幼稚園教諭からのメッセージー 2019 2/07 2019年2月7日 ドイツの教育家で 幼児教育の父といわれる フレーベルが、 世界最初の幼稚園を創設したのは 1840年でした。 「幼稚園」は 「おさなごのその」と読みます。 日本で最初の幼稚園が 作られた当時は 幼児のことを「幼稚」と 言っていたのです。 幼稚園とは本来 「幼児たちの園」であり、 フレーベルが 感動を込めて命名した教育施設、 「キンダーガルテン」の直訳です。 特に「園」という字を つかっているところに、 幼稚園の幼稚園らしさがあります。 「園」、いいかえれば 「花園」というところは、 種をまいて それがだんだんに 成長していく庭です。 j 種は 荒れ地や砂地に落ちても、 どうにか伸びていけないことも ないかもしれません。 けれど、 種が持つその力の限りを 出すことは難しいでしょう。 柔らかに耕された池に まかれた種は、 安心して種本来の力で 伸び始めます。 園丁の限りない心づくしにより、 子ども自身の持っている力で 最も幸せに、 最もよく伸びていける場所が、 この「幼児たちの園」なのです。 温室で早く咲かせたり、 植木職人のように 枝を仕立てたりせず、 しっかりと根を張らせ、 のびのびとした 自然の発達を遂げさせます。 子どもの心(=頭)も身体も 存分に伸ばすことに 全力をつくし、 一人ひとりの人生の基本を つくるところ、 それが幼稚園なのです―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 誕生会の後に 園の日常 家庭の日常 もっともっと遊ぼう! 一生けんめい生きる いつくしんで しっかりとした基礎を 2016.04.21【川越市 高階幼稚園】 「小さいお庭カフェの扉~0・1・2歳で身に着けたいこと~ 幼稚園の秋の味