幼稚園の啓蟄

今日は火曜日 園芸サークル。

お母様たちと お庭の手入れをしていたら

ちっちのママが バッタを見つけた。

すごいすごい!

だって今日は3月5日 啓蟄なんだもの!

虫たちと子どもたちの生活が また始まるのだ。

どんなに嬉しいことだろう。


積み木のお部屋の研究所小学校では

今日も楽しい 絵画製作。

子どもたちがこぞって 毎日続けているからには

この絵が 子どもたちに

ちょっと頑張れば描けると

思わせるのだろう。

思ったように描けるから

達成感を味わうのだろう。


「これを描いて」「これを作って」と

子どもたちの手の代わりになる日々。

頑張れば 自分も描ける と

子どもたちに思わせるくらいに デフォルメ。


その基本を 改めて

子どもたちから学ぶ。


動物たちの歌や楽隊ごっこや劇ごっこも

並行して繰り広げられていて おもしろい。


森さんたちがやってくる。

♪くまちゃん春だよ で

眠ったり歌ったりする 動物たち。


お花先生大忙しで 午後になり


1時半になっても

遊び続ける山の組。


そろそろお片付けなんだけれど。


森さんたちは

また明日遊ぼうと

お片づけを始めた。

小さい人たちが

一生けんめい片付ける姿に

お母様や保育者の


毎日の姿が重なる。

保育者が何も言わなくても


だんだん お部屋がきれいになる。


遊び疲れた子どもも

先生やお友達の リズミカルな動きに

心が動いたのか 手伝い始めた。

心が動くと 身体が動くのだ。


本当の小学生のお兄さんの絵に 心が動き


自分もやってみようと始まった

研究所小学校の生徒たちの絵が

たくさん並んでにこにこしている。

あや子先生は左手で描いてみた。


まだ手首が定まらない幼児たちの

その感覚が わかるだろうから。



お母様がたも


利き手でない方で描いてみたら

我が子たちがどんなに頑張っているか


きっとわかる。

そう思う3月 浅春の幼稚園ーーー。