線路は続く

秋日和の木曜の

朝を走る 西武線。

お花畑駅には ヤマボウシの赤い実が

赤い実を拾っていたら


カマキリの卵が見つかる。

欲しいけれど

赤ちゃんが出てくるまで 待つことに。


元気なヤモリ。

もう 元気でなくなった トンボ。

お花畑駅の 仲間たち。


おやおや線路に 何かが。

どうも 乗車券らしい。

拾ってくれる 親切なお友達。

西武鉄道の仲間も

線路内の点検に。

親切がいっぱい!

チケットが落っこちないよう

工夫を加える。


川越線も走り出した。

ぼくも お兄さん達とおんなじがいいと

電車の顔を 取りかえる。

お母さま手作りの制服を身につけて

お仕事がんばる 鉄道員。


朝のごきげんさんたち。

お母様に あんよをさすっていただいて

いいお顔のお友達。

充実の一日になりそうだ。


ここは産院。

大きなおなかのお母さんが

診察を受けている。

ここは 待合室。

あっ お名前呼ばれた。


みんな順調のようだ。

あれ、あやこ先生も おなかが大きい。

あっ 生まれた生まれた!

かわいい赤ちゃん!


「先生 ぼくたち また運動会やるよ」


ああ それで また旗作りしているのか。

今年は 障害物競走がなかったので

「あれやって お母さんたちに見せるんだ」


産院は お昼ごはん。

働く車を作る 子ども。


こちらも働く車。

おお、持ち方を変えた。

赤ちゃんだったお手々が

幼児らしい手に 成長してきているのだ。

心が育つと 身体も育ってくるのだなあ。


お散歩動物たちの ブランコ。


あらら 落っこちちゃう。

おお さすが山のお姉さん。


リボンを結び付けている。


お昼近くなって

“小さい人形劇”を見に お二階へ。

こぐま座OG母たちの手による

人形たちの熱演が

子どもたちの夢の世界をと共鳴し

歓声響く お二階ホール。


幕の向こうで 人形たちと

一心同体になっている OG母たちも

子どもたちと響き会っているのだ。

姿は見えなくても。

この味に 深く心を動かされ

我が子が卒園しても ずっと続けてくださっているのだなあ!

線路は続いていくのだ。

どこまでもーーー。