幼児教育のタイミング

小春日和の月曜日。

幼稚園に響くのは

♪ドレミの歌

この手つなぎは難しい。

お母さま方も なかなかできなかった。

難しいと やってみたくなるのが

山の組の子どもたちだ。

お友達の動きと合わせようと

身体中の神経を 働かせているのだ。

山さんたちは 素晴らしい。

森さんたちは 桂の葉っぱでレストラン。

ハート型のかわいい葉っぱは

黄色くなると 焦がしキャラメルのような

甘い匂いを放つ。

レストランの近くを 電車が走る。

運航のためには 良質な腹筋と背筋

かつ 身体のバランスが不可欠なのだ。

たまには こんなこともあるけれど

タイミングよく

先生やお友達が 活躍してくれる。

タイミングは 大切だ。

タイミングは リズムだ。

リズミカルな生活をしていると

心も身体も よく動くようになる。

心が動くと身体が動く。

身体が動くと 心が動く。

リズミカルな生活をしていると

自分を主張するばかりでなく

一緒にいる友達の思いも

汲み取れるようになってくる。

保育者たちの理想とする生活。

それは リズミカルな生活。

保育者たちのリズミカルな動きが

子どもたちの心(=頭)を 動かし

子どもたちが自ら自分たちの生活を高めていく。

そうなることを願って

保育者たちは

自分の持っている機能を 精一杯使おうと

努力しているのだ。

森さんたちのかくれんぼ。

オニ役の子ども。

ツリーハウスの下。

欅の向こう。

みーつけた!

互いに影響し合いながら

子どもたちの一日が 創られていく。

それぞれの充実へ向かってーーー。