幼稚園の月曜日。
朝の園庭を
大好きなママと歩く 嬉しさ。
大きな木と
濃い木陰と
どんぐりのある 嬉しさ。
いっぱい 落ちているから
お友達に分けてあげられる 嬉しさ。
大好きな幼稚園で
大好きなお友達と
一生けんめい遊べる 嬉しさ。
山の組のお部屋では
小人のお家や お人形作りの続き。
素敵なお城も作りたい。
おもしろい 個性的なお家たち。
お家の工事に疲れたら
お食事に来てくださあい！
ペンキ塗りが終わったら 行きまあす！
楽しいお家作り。
レストランスタッフのお誘いは 嬉しいけれど
もうちょっと先へ 進めたい。
あ、区切りをつけて 来てくれた！
嬉しい 店長さんたち。
時刻はまだ 9時36分。
大盛りかき氷に
満足そうな お客様。
小人のお家の どんぐり帽子は
まだ集まらないのか。
腹ごしらえで 元気が出たらしく
いいお屋根を思いつく。
自然幼稚園は おもしろい。
あたしたちのお家も もっとすてきにしよう。
レストランでは 店長さんが
従業員の指導。
あ、また お客様が。
おお、新人スタッフか。
店長さん 親切だものね。
おお、どんぐり帽子が こんなに！
小人のお家のお屋根が
だんだん イメージに近づいてきた。
森さんのお部屋。
さっきから作っていた カレーパンマンのお面 できあがり！
こちらも お人形を立たせて 満足。
「お家つくる！」
すべり台のあるお家。
保育者が 遊びのイメージを引き出すと
子どもたちからも いろんな工夫が生まれる。
お友達どうしは おもしろい。
お友達どうしは 嬉しい。
木陰のお庭にも
嬉しい お友達どうしが。
ツリーハウスでは
お料理上手な 三人家族が
いい匂いを 漂わせている。
虫取り少年たちの 熱中。
おお！アゲハ蝶をとらえた！
お友達の虫かごに 入れてあげる。
ちょうちょも人間も
みんなお友達だから いいのだ。
子どもさながらの 遊びの生活を壊さず
その中に教育を入れている幼稚園の子どもたちは
自分たちは ただただおもしろく
一生けんめい遊んでいると 思っている。
教育されていると 思っている子どもはいない。
それが 幼稚園だ。
自分で、自分たちで 考えたことを
形に表す生活は
なんておもしろいのだろう。
一生けんめいだから おもしろいのだ。
一生けんめいな生活から育つもの。
それは 自己教育力だーーー。
