幼稚園の再会

夏の名残の幼稚園に

子どもたちが帰ってきた。

夏休みの間に傷んでしまった

けやきのベンチを 切ってみる。

ここは堅くて しっかりしてるから

小さいベンチにできるね と

子どもたち。

恐竜さんも ノコギリの音を聞きたい。

運動会の空を飾る 万国旗。

これは ソロモン諸島か。

運動会 楽しみだものね。

恐竜たちの住む 火山付近を走る

電車を作る。

恐竜の子どもが乗れるくらいの 大きさにする。

こちらのお宅は 子だくさん。

お父さんは 家事を手伝う働き者だ。

夏休みにお家に持って帰っちゃった お面。

お友達が 貸してくださるって。

いいお友達だこと。

小さい人たちも 熱中。

町を作っているのかな。

「車 かりてくるね」

「これ 貸して」

自分で作った お店屋さんの車に

夢中の お友達。

いつに間にか 互いに関わり合い

いいことを考えながら 遊ぶ

小さいお友達。

「お家ができた!」

「いいお家だねって セミさんが飛んできた」

それぞれの遊びが 同時進行。

保育者の援助で

イメージを広げあいながら

遊びが続いていく。

こちらも続く 大工仕事。

ドングリを見つけた 子どもたち。

風さんが落としてくれたの ありがとう。

こんなに集めたの。

雨が止んだので

久し振りの 三輪車。

ブルーベリーも 久し振り。

おいしいおいしいと 喜ぶ子ども。

ブルーベリーの木も さぞかし嬉しいことだろう。

嬉しさ満ちる 幼稚園の

積み木のお部屋に描いた設計図。

これを積み木で造りたい。

関門をくぐると 秘密のお部屋がある。

こんな感じかなと

イメージを共有しながら 奮闘の四人。

ベッドもある!

硬くて痛いからと マットを敷く。

達成感!

大工さんたちも 達成感!

お母様との日常を たっぷり味わった子どもたちの

嬉しい秋が始まったーーー!