幼稚園の朝。
くぬぎ食堂の朝食。
子どもが放したジャノメチョウが
元気にしていて 嬉しい。
あら、アカボシゴマダラ?
この頃、珍しいチョウが よくやってくる。
虫より樹液の味に
興味がある 子ども。
それぞれの朝。
子どもの朝は
新しい。
毎日が
新しい始まりだ。
もう捕った!
虫取り名人の朝。
ツマグロヒョウモンだろうか、
子どもが名づけたら テンテンチョウかな。
大人は教えたがりだけれど
自分たちで考えたり
調べたりする方が ずっといい。
しっとりした黒い土と 乾いた白い土。
うまく配合すると いい泥だんごができる。
‘‘土を砂場に入れないでね‘‘と
言われるわけも
そのうち自分でつかむだろう。
何でも説明してしまってはいけない。
これはチャドクガ。
「さわらないんだよ」
そう、何でもかんでも したらいけない。
こちらのお宅でも
朝ごはん。
先生からのお届けもの。
楽しそうなお宅だこと。
作りものも
もう 始まっている。
自分の持つイメージを
形にするのは 楽しい。
お庭からは リズミカルな音楽が。
お花畑ステージで
ウルトラマンショーを しているのだ。
セミもどこかで 鳴いている。
マグドナルドの店員さんは
移動販売車作り。
お友だちが お手伝い。
お友だちどうしの
つながりを感じ、
嬉しい。
海さんたちも
遊ぶための準備。
それぞれが
イメージを広げている。
工事のおじさんたちも
仕事に精を出している。
ここでも工事。
こちらは散歩。
とった とった!
クワガタだ!
ブドウ棚のところで 捕まえたのだ。
「いいなあ!」
カブトムシもチョウも捕まえたのに
「クワガタはまだなんだ」。
充実へ向かって イメージが放たれる
それぞれの 朝。
あら、カミキリムシも捕まえたの!
「ね、ここがカミキリムシに似てるでしょ」
お弁当が済んだら放してあげてね。
おまけ
石川さんのスイカ。
甘くて とってもおいしくて、
夢中な子ども。
もう食べ終えた子どもと
まだ食べている子ども。
自分はスイカがキライだと思っていたのに、
好きだったとわかって
嬉しい子ども。
石川さん ありがとう! ―――