動く心 動かない心

雨上がりの 金曜日。

朝のお散歩。

女児 変身。

ここでも変身。

遊ぶための製作が もう始まっている。

今日は 暑くなりそうだ。

お友達の絵に 心が動き

あたしも描きたくなる。

あたしはアンパンマン。

ぼくはヒーロー。

動く心。

心が動くと 身体が動く。

「これAちゃん」

わあ!似てる!

あたしも描きたくなる。

お互い同士が 響きあいながら

お互い同士の充実を 支えているのだ。

こんなに小さい人たちが。

お互い同士。

子ども一人ひとりが

互いの教育環境なのだから

一人ひとりの遊びを丁寧に育てることが

お友達の遊びも

育てることにつながる。

一人ひとりは お友達集団のために

お友達集団は 一人ひとりのために

大切な存在なのだ。

幼稚園の子ども一人ひとりが 安定し

持っている力を 精一杯使う生活をしていたら

お友達もきっと

自分の力を 思いきり使いたくなる。

もし 一人二人の心に

不安や不満があって 心が動かず

建設的な遊びができないような

日々が続いたら

お互い同士に 大きく影響する。

幼稚園の保育者たちは

子どもの心の肌の荒れにも

心を配っているけれど

お母様も 我が子の心の中に

目を向けてほしいと思う。

お子さんの言葉に対応するばかりでなく。

週末になると特に

母と子の日常の積み重ねを 感じる。

4月の幼稚園ーーー。