冬晴れの朝。
冷たいお庭に咲く 氷の花。
霜柱、別名雪寄せ草の茎にだけ咲く
不思議な綿菓子。
冬の 自然幼稚園のお庭は
あっちを見ても
こっちを見ても
おもしろいことばかりだ。
かえでちゃんも冷たくなっている。
仔馬さんも寒そうだから
マントやマフラー 作ってあげよう。
ワニさんにも マフラー巻いてあげよう。
くつした はかせてあげよう。
ヘラクレスオオカブトさんにも マフラーが。
冬支度していただいて
みんな嬉しそうだこと。
おお！ワニさんが ガブリ！
「ここ 歯がないところだから 大丈夫」
お母様たちと作った動物たちを
かわいがること
かわいがること。
お母様たちは 今ここにいないけれど
忍者のように姿を消して
幼稚園の保育に加わっているのだなあ！
森の組の忍者も 姿を消している。
おっと 登場！
これは 忍法の秘伝か。
これも忍法で作ったか。
こんなに積んだのに
崩さない神経が 育ってきたのだ。
さっきから続く 砂場の遊び。
お手々が冷たくなっただろうから
お部屋へ誘うか 迷うところ。
忍者たちが肩に乗せる鳥。
手にも止まるのだ。
キッチンからはいい匂いが。
それぞれの充実へ向かって
朝はまだ始まったばかり。
山の組社長の目標
クラス全員人形も目標達成できそうだ。
積み木のお部屋に住んでいるワニさんたちの 入浴タイム。
ワニさん専用のボディーシャンプーで きれいになって
嬉しいワニたち 子どもたち。
嬉しい母たちと 嬉しい子どもたちのいる
ここは 嬉しい幼稚園 ーーー。
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