幼児期に培われるもの

降りそうで降らない 水曜の朝。

今日もお庭で遊べるありがたさ。

ぼく ヒーローだ!

ぼくもヒーローだ!

あたしもヒーロー!

ごめんね 、ちょっとこわかった?

ぼくだって ヒーロー!

ぼく大きくなったから 力持ち!

力持ち 交代。

ここ トランポリンなの。

今日一日の充実へ向かって

それぞれの遊びが 始まった。

恐竜研究所は

幼稚園警察も 兼任している。

ちょっと見学。

わあ、鏡みたい!

研究所の朝は 忙しい。

山の組も 忙しそうだ。

遊ぶために まず作りたい。

遊ぶものを自分の手で作り出す おもしろさ。

作って遊んで また作る。

もっともっとおもしろく遊ぶために

考える 工夫する。

考え工夫することは おもしろい。

子どもにとって

遊ぶことは 生きることだ。

生きることは おもしろい。

生きることがおもしろい という基本は

幼児期に培われる。

幼稚園の子どもたちが

毎日毎日を

精一杯の力で遊び

限られた幼児期を

思いきり生きられるように

保育者たちも 育てる者として

今を 思いきり生きている。