目に見えない教育

忍者修行から始まる 金曜日。

剪定した枝を 修行に使いたい子ども。

ダンゴムシのお家を整える子ども。

お互いが影響しあう

幼稚園の遊びの生活が

今日も始まった。

昨日別れた友と また会える嬉しさ。

昨日 お兄さんに分けてもらったドングリが

嬉しくてたまらないのはいいけれど

もっと欲しくなっちゃった 小さい人。

「ほら、いっぱい拾ったよ」悪気がないのが 3歳児。

「それお兄さんの大事だから いっぱい遊んだら返しましょうね」と 先生。

三輪車の修行と

忍者の修行が

同時進行。

さっきの剪定枝が

立派な修行アイテムに。

剣の練習。

練習。

練習。

応援の子どもたち。

おや、袋のドングリが減っている。

自ら返しに行ったのだ、なんて偉いのだろう!

幼稚園にいると

嬉しい驚きに 毎日出会う。

お友達のハサミに気づき

危ないからと 片づけてくれる子ども。

なんて偉いのだろうと 胸が熱くなる。

幼稚園の良さ、それは

取るに足りないように思える 目立たない教育にある。

小さなひとつひとつが積み重なって

お互いが育っていくのだーーー。