ありのままの自分から 新しい自分へ

月曜の 大相撲積木部屋。

横綱たちが はっけよい。

勝っても負けてもおもしろいから

毎日 稽古に励んでいる。

毎日の遊びで培った

瞬発力がすばらしい。

負け方だって すばらしい。

あんまり見事にひっくり返ったので

思わず拍手したくなる。

勝ち名のりの 力強い表現。

負け力士の 落胆の表現。どちらも感動する。

相撲茶屋で 水分補給。

子どもビールまである。

一息ついたら

今度は腕力の鍛えか。

がんばる力士たち。

見物客たちは お茶屋さんに夢中。

この相撲茶屋

庶民感覚がすばらしい。

ついついたくさん 買い込んでしまったため

閉店になっちゃったのか

ああ、♪あめちょこさんしたかったのね。

土俵が舞台になって

横綱たちも リズム遊び。

お庭でも

それぞれがいいことを考えて

一生けんめい遊んでいる。

誰かが何か思いつくと

また誰かが

こうすると もっとおもしろくなると 思いつく。

アイデアが 子どもたちからもう出てこなくなる頃

保育者が 子どもの遊びに流れ込んでいく

イメージを引き出したり広げたりするから

もっともっとおもしろく

遊びが続く。

保育者たちが 頭のてっぺんからつま先まで使って

精一杯の力で 子どもたちを支えているから

子どもたちも 心と身体を精一杯使う。

精一杯使うから

何かを成し遂げたという 満足感を得られるのだ。

満足感は次への意欲だ。

子どもも大人も

持っている自分の力を 全て使って

毎日毎日 新しい自分に変わっていく。

ありのままの自分が変化して

新しい自分になるのを 成長という。

幼稚園という所は

子どもも大人も 成長させる

生活の花園なのだなあーーー。