3学期の幼稚園

1月の寒い朝。


寒くても嬉しい 木曜の朝。

大好きなお友達や

先生と出会える朝。

今日もいいことを考えて

たくさんたくさん 遊ぼう!


山さんたちは 昨日から

お正月ごっこに 力をふるっている。

森さんたちも お正月の雰囲気。

こま回しに 熱中している。

お友達が夢中になっていると

一生けんめいな空気が


お部屋中に満ちる。

その空気が

  まわり中のお友達の

一生けんめいを引き出すのだ。


「こうしましょう」など 言わなくても。

お友達同士が

一番の教育環境。


お互い同士が お互いの

持って生まれた力を 引き出している。


お庭が大好きな 森さんたち。

早く お日様がお顔を出すといいーーー。


山さんたちは

お家で過ごした 冬休みの生活の

再現をしているようだ。

カルタを作る子ども。

お料理や


お片付けをする 子ども。


お家を建てる子ども。

それぞれがイメージしたことを


熱心に続けている。

積み木をかついで 段差を乗り越えることだって

自らの神経を しっかり使わなければ

怪我につながる。

遊ぶことは持って生まれた力を引き出し

伸長させることだ。


積み木のお部屋の忍者たちは


救助の練習か。

忍者たちは それぞれの島で釣りを始めた。

マグロが釣れるらしい。

年齢の違うお友達が


イメージを共有しながら 遊んでいるのだ。


子どもたちの 主体的な遊びの生活を支えるのは

保育者たちの手だ。


子どもたちの充実のために

精一杯の手助けをしたい。

お母様たちの思いもきっと

同じだと思うーーー。